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2009 年12 月無線通信実験(於・柳井)

重安 哲也 (広島国際大学)

 昨年末のこととなりますが、私たち無線技術グループでは、柳井市の指定する避難所施設9 ヶ所をお借りし、広域防災無線ネットワークの実証実験を行いました。
実証実験は、12 月24 日(木)、25 日(金)の両日を使用しましたが、主に24 日は各避難所でのアンテナ、電源等の設置やIP(Internet Protocol)レベルでの導通確認を行い、25 日は早朝から夕刻まで広域マルチホップ無線ネットワークの通信性能計測を行う予定で計画を致しておりました。なお、実験器材は同じく無線技術グループのルート社が開発したTenQ(本プロジェクト参画の皆さんはご存知のあの小さな無線ルータです。)を予定しておりました。
しかしながら、残念ながら、TenQ を使用したネットワーク構築は予定のようにうまく動作せず(現在、原因の特定中です。)、急遽、TenQ とまったく同じAirInterfaceを搭載する同じくルート社製の同等ルータを代替機として使用することとなりました。
代替機によるネットワーク構築ですが、台数不足のために予定していた9 ヶ所から7 ヶ所の実験に規模の縮小を行いましたが、無線リンクの確立やIP レベルのスループット計測を行うことができました。
さて、我々のプロジェクトではIEEE802.11 系の無線LAN 規格に準拠した無線機を使用しています。同規格は広く一般に普及している規格であり、ゲーム機や携帯電話をはじめとして様々な身の回りの電子製品に搭載されています。今回の実験では、これらの家庭等に既設されている無線LAN 端末(装置?)から発信される電波の干渉の影響を受けたものと思われますが、我々の構築したネットワークの無線リンク性能が思ったほど向上しなかった避難所もあったようです。標準規格に準拠したデバイスを使用することはネットワーク構築に際して、様々な機器の融合を考える上では非常に有効な手段であると考えておりますが、一方では、同じ通信規格を使用する他者からの干渉を受けやすくなるというトレードオフを生じてしまうのだと痛感致しました。つきましては、この問題点が明らかとなったことは今後に我々が積極的に取り組むべき大きな課題が見つかったと思っております。
さて、話が後先となりますが、TenQ の代替機準備のために、私と森岡さん(ルート)は24 日を共に徹夜で過ごすこととなりましたが、日頃から睡眠時間は少ない方であると自負する筆者ではあるものの、40 時間を越える不眠はさすがに体に堪えてしまい、もう、学生時分のようにはいかないなぁと痛感した次第です。(図写真の筆者はちょうど、起床後27 時間経過した時点の風景です。心持ちゲッソリしていますが、年始の不摂生により現在体重は見事に回復しました。
12月実験2 十二月実験1

ニュースレター5号に掲載


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