サイト内検索: 詳細検索


メニュー
ログイン
ユーザー名:

パスワード:


パスワード紛失

トップ  >  事前訓練報告

新開東自治会を対象とした事前訓練について

渡辺 謙(大島商船高等専門学校 情報工学科)

 9月13日に実施する周防大島町防災訓練の中の住民避難訓練では、防災無線を通して、役場より避難勧告が発令され、対象住民が、(1)避難所までの避難経路確認、(2)被災者登録訓練、(3)被災情報の収集・整理訓練を行います。特に、(2)(3)は、本プロジェクトの周防大島モデルを確立するための実験も含んでいます。事前訓練の有無やコミュニティの強弱によって対象住民の動きが変わるのではないかということを調査するとのことです。
平成21年9月4日(金)19時〜21時、周防大島町久賀新開東の集会所において、新開東自治会を対象にした、事前住民訓練についての報告をします。今回の訓練には、新開東自治会長の重富様、新開西自治会長の片岡様、中瀬田自治会長の藤村様をはじめ、消防団の皆様、周防大島町役場の木嶋さん、田村さん、山口県産業技術センターの松本さん、森さん、(有)デジタル・マイスターの藤川さん、亀川さん、大島商船高専の藤井先生、幸田先生、浦上先生、大島商船高専学生の印南さん、岡田さん、正兼さん、そして住民の方々30人余りのご参加を頂きました。多くの住民の方々のご参加から、防災への関心の高さが伺えます。
今回の訓練の主旨が浦上先生から説明された後、まず、避難所である久賀総合センターへの避難経路の確認を行いました。新開東地区の地図を拡大したものに、主要な避難経路を赤いペンで塗りつぶした後で、それぞれの方の住宅に赤いシールを貼り、そこからどのようにして避難するかを考えました。住民の皆さんは次々にペンを手に取り、矢印を書き込むなどして積極的に参加されていました。
次に、被災個所の確認作業を行いました。あらかじめ、会場周辺に火災や水道管破裂、建物崩壊といった仮想の被災個所を設置し、被災個所がどこであったかを、地図上で確認しました。事前訓練風景1しかし、開始時刻が19時だったため、住民の方々が集まってこられた時には、会場周辺はすでに薄暗く、被災個所に気付かれる方はとても少なかったです。
その後、安否情報の登録訓練を行いました。新開東自治会は8班で構成されているため,3グループに分けました。グループ毎に、被災者状況報告書に1人1人の氏名、住所、年齢、性別などを書き込んでいきました。町指定の報告書様式では行間が狭かったために、高齢者の方には書きづらいこと、家族は同じ住所なので家族単位で書いた方がよいこと等、が分かりました。全体の作業が終わるまでには約20分を費やしました。事前訓練風景2また,開発中の端末への安否情報の入力の体験を行いました。今回は時間の関係で残念ながら、2名の方しか体験されませんでしたが、真剣な表情で取り組まれていました。
最後に、非常食の試食会をおこないました。非常食にはパンケーキを始め、水で簡単に調理できる海鮮おこわやきなこ餅がありました。どれも長期の保存が可能なうえに美味しいと、住民の方々には好評でした。以上が今回の事前住民訓練の内容です。訓練を進めていくうちに、声の大きさや字の大きさといった、高齢者の方への配慮が足らなかったり、障害などで身動きが取れない人はどう逃げるのかという意見が出されたりと、事前訓練風景3訓練を実際にしてみなければ見えてこなかった部分が分かりました。今回の反省が9月13日の防災訓練に生かされ、スムーズな避難行動につながればと思います。
 


 

ニュースレター4号に掲載

参考資料

 

 

 

 このページに登録されておりますPDFファイルをご覧になるにはAdobe Readerが必要です。
以下のサイトにてご用意ください。(無償)

          adbe reader アイコン

 

 

添付ファイル(0)
プリンタ用画面
前
第1回全体会議(2009.8.3)
カテゴリートップ
TOP
次
避難所ネットワーク実証実験の会議報告

イベント紹介
Copyright (C) 2008-2011 Matsuno Laboratory,Faculty of Science, Yamaguchi University All Rights Reserved.
Powered by XOOPS Cube 2.1© 2001-2006 XOOPS Cube Project
Theme Desinged by OCEAN-NET