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2010.12.22〜24「柳井統合実験」

有限会社デジタル・マイスター 藤川 昌浩

 晴天に恵まれはしたが木枯らしが吹く寒い中、3年間の研究開発の成果を確認するため、このプロジェクトに参加しているメンバーのほぼ全員が12月23日に柳井市に集結した。それに先駆け、この統合実験を円滑に進めるため、ネットワークチームは前日の22日から現地に乗り込み、無線ルーター、アンテナ、ケーブル類等を6箇所の避難所に設置している。
23日の朝、柳井グランドホテルに集まったメンバーが手分けをしてテスト機材の梱包を解き、事前動作確認の準備を行った。明日の本番を前に、テスト手順の確認と各機器の動作確認を行い、全て問題ないことを確認した。
しかし、実験室ではうまく動作しても現場では動作しなくなるケースは起こりえることである。そこで、本番の実験を前に柳井グランドホテルとアクアヒル柳井の間で、うまくデータ交換を行うことが出来るかどうかを確認することとした。昼食を済ませた後、アクアヒル柳井への移動組はテスト機材を持って車で移動する。午後2時、現地に到着し、テスト機器を設置した後、柳井グランドホテルとのデータ交換が出来るかのテストを開始。柳井グランドホテルとアクアヒル柳井からパソコンに入力した避難者データを、互いのパソコンで確認できればデータ交換がうまく行っていることになる。しかし、ホテル内ではうまく動作したはずなのにパソコンの画面には自分が入力したデータしか表示されない。正常にデータ交換できていれば、双方が入力したデータが画面に表示されるはずである。少しばかり血の気の引いた我々は、ケーブル類の接続ミスはないかを再確認し、パソコンから疎通確認のコマンドを叩く。しかし、相手からの反応はない。どうやら無線LANによる通信ができていないようである。前日の動作確認では正常に通信できていたはずなのにこれでは明日の統合実験ができない。ネットワークチームは、最後の望みを込めて無線ルーターのセッティングを変更することにした。作業は数分で終わり、気を取り直してパソコンに向かって再度トライする。みんながパソコンの画面を覗き込んでいると、相手が入力したデータが画面に表示された。みんなの顔が明るくなる。これで明日の統合実験はできる。
今回の統合実験は、6箇所の避難所にパソコンと無線ルーター等を配置し、これらを無線LANで結び、避難者データを共有しようとする試みである。各避難所で収集した情報を自前の無線ネットワークを介して共有することにより情報孤立化を防止することが出来る。さらに、ICタグを用いて避難者の移動管理をすることにより、誰がどこにいるかを、ほぼリアルタイムに把握することが可能となる。今回の実験は、これらのことが正常に稼動することを確認するための実証実験である。
24日の朝から行ったテストは、若干の操作ミスを除けば全てうまくいった。3箇所の避難所で入力したデータは、全ての避難所で同じデータを共有することができた。さらにICタグを用いた避難者の移動、避難所間移動も正しく処理されている。最後に100人分のデータを一斉に送信するとう負荷テストを行い、ほぼ全てのデータを各避難所で共有できていることを確認した。午後4時前には、全てのテストと後片付けを終え、我々は柳井市を後にした。
 統合実験1統合実験2

 

参考資料

 ニュースレター7号に掲載 

 

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